Saramonic K9には、専用スマートフォンアプリ「Saramonic System」を使ってTX(送信機)間でタイムコードをワイヤレス同期する機能が備わっています。ケーブルなしで2台のTXのタイムコードを揃えられるため、セットアップをよりスムーズに行えます。この動画では、Saramonic Systemアプリを使ったタイムコード同期の手順を解説しています。
事前準備
タイムコード同期を行う前に、以下の点を確認してください。K9のTX 2台をともに電源ONにし、アンテナをすべて装着しておきます。スマートフォン側ではBluetoothをオンにしておくことが必要です。
Saramonic Systemアプリでのタイムコード同期手順
STEP 1:Saramonic Systemアプリを起動してTXをペアリングする
スマートフォンでSaramonic Systemアプリを起動し、Devicesタブを開きます。画面右上の「+(プラス)」ボタンをタップして、TX 2台をアプリに追加・ペアリングします。
STEP 2:マスタータイムコードを設定する
基準となるタイムコードを持つTXの「…(三点メニュー)」をタップし、そのTXをマスタータイムコードとして設定します。
STEP 3:全デバイスに同期する
「Sync All」をタップすると、タイムコード情報の確認画面が表示されます。内容が正しいことを確認したら「Confirm」をタップします。マスターTXのタイムコードが、もう一方のTXへ自動的にワイヤレス同期されます。
アプリのその他のリモートコントロール機能
Saramonic Systemアプリは、タイムコード同期だけでなく、タレントに装着済みのTXへの各種リモート操作にも活用できます。直接TXに触れることが難しい撮影中でも、スマートフォンから以下の操作が行えます。
チャンネル切り替え:電波干渉が発生した場合に、アプリからチャンネルをリモートで変更できます。
ゲインレベル調整:収録中に音量バランスを調整したい場合、タレントを動かすことなくアプリから入力ゲインを変更できます。
スリープモード切り替え:収録の合間にTXをスリープ状態に移行させることで、バッテリーの消費を抑えられます。長時間の撮影での電池持ちを改善する実用的な機能です。
Saramonic Systemアプリ同期と外部タイムコード同期の使い分け
K9のタイムコード同期には、このアプリ経由のワイヤレス同期と、Tentacle Synkなどを使った外部TCジェネレーター経由の有線同期(K9-05で紹介)の2種類があります。ケーブル不要で手軽に同期したい場合はアプリ経由が便利で、カメラなど他機材との精密なTC同期が必要な場合は外部ジェネレーターとの有線接続が適しています。
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