音楽ライブからビジネスイベントまで、あらゆる現場で求められる高品質な音響と機動力。その両方を妥協なく満たす次世代のポータブルPAシステムが「BOSE S1 Pro+」です。本記事では、完全ワイヤレス化によってもたらされる圧倒的な自由度と、プロフェッショナルな現場を支える革新的な機能性について詳しく解説します。前モデルからの進化点から、実際のライブパフォーマンスや企業イベントでの具体的な活用術まで、BOSE S1 Pro+がもたらす真の価値を紐解いていきましょう。
BOSE S1 Pro+とは?前モデルからの進化と完全ワイヤレスの魅力
BOSE S1 Pro+の基本スペックとプロフェッショナル向けの特徴
BOSE S1 Pro+は、プロフェッショナルな音響環境をどこへでも持ち運べるオールインワンのポータブルPAシステムです。重量わずか6.5kgという軽量設計でありながら、独自の音響技術により、広範囲にわたって均一でクリアなサウンドを届けることができます。最大11時間の連続再生が可能な大容量リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、電源の確保が難しい屋外の現場でも長時間のパフォーマンスを強力にサポートします。
さらに、3チャンネルの独立したミキサーを搭載し、マイク、楽器、Bluetoothデバイスなど、複数の入力ソースを柔軟に統合することが可能です。各チャンネルには高精細なOLEDディスプレイが配置され、暗いステージ上や屋外の直射日光下でも設定状況を瞬時に把握できます。プロのミュージシャンからイベント主催者まで、あらゆる音響ニーズに高次元で応えるスペックを備えています。
前モデル「S1 Pro」からの決定的な進化点
前モデルである「S1 Pro」は、そのポータビリティと音質で高い評価を得ていましたが、新モデル「S1 Pro+」ではさらなる革新が遂げられました。最も決定的な進化点は、ワイヤレスレシーバーが本体に内蔵されたことです。これにより、別売りのトランスミッターを使用するだけで、楽器やマイクの完全ワイヤレス接続が実現します。従来のケーブル配線による制約が排除され、ステージ上での自由なパフォーマンスが可能となりました。
| 比較項目 | S1 Pro(旧モデル) | S1 Pro+(新モデル) |
|---|---|---|
| ワイヤレス接続 | 非対応(Bluetoothのみ) | 内蔵レシーバーによるマイク・楽器の完全ワイヤレス化 |
| ディスプレイ | アナログノブのみ | 各チャンネルにOLEDディスプレイ搭載 |
| 重量 | 約7.1kg | 約6.5kg(約600gの軽量化) |
| アプリ連携 | Bose Connect(簡易機能) | Bose Musicアプリ(フルコントロール対応) |
内蔵ワイヤレスレシーバーがもたらす革新的な利便性
BOSE S1 Pro+に内蔵されたワイヤレスレシーバーは、現場の設営および撤収作業のプロセスを根本から変革します。チャンネル1およびチャンネル2にそれぞれ対応する専用トランスミッター(別売)をマイクや楽器に接続するだけで、自動的にペアリングが完了し、即座に音声を伝送することが可能です。複雑な周波数設定や面倒なケーブルの引き回し作業は一切必要ありません。
この革新的な利便性は、特に転換時間の短いライブイベントや、迅速な準備が求められるビジネスセミナーにおいて絶大な威力を発揮します。ケーブルの断線リスクや、演者がケーブルに足を引っ掛けるといったトラブルも未然に防ぐことができるため、安全性と運用効率の双方を飛躍的に向上させる画期的なシステムと言えます。
過酷な現場で求められる堅牢性と軽量性の両立
頻繁に移動を伴うPA機材において、耐久性と持ち運びやすさは極めて重要な要素です。BOSE S1 Pro+は、過酷なツアーや屋外イベントでの使用を想定し、衝撃に強い頑丈なエンクロージャーを採用しています。フロント部分にはスチール製のグリルが装着されており、内部のスピーカーユニットを物理的なダメージから確実に保護します。
これほどの堅牢性を備えながらも、本体重量は約6.5kgに抑えられており、人間工学に基づいた持ちやすいキャリーハンドルと相まって、片手で容易に運搬することが可能です。車への積み込みや階段の昇降など、機材運搬における身体的負担を大幅に軽減し、現場に到着してすぐに最高のパフォーマンスを発揮するためのエネルギーを温存することができます。
ケーブルからの解放。BOSE S1 Pro+が実現する4つのワイヤレス機能
楽器用トランスミッターによるシームレスなワイヤレス接続
エレキギターやアコースティックギター、キーボードなどの楽器を接続する際、BOSE S1 Pro+の1/4インチ(標準フォーン)対応ワイヤレストランスミッターを使用することで、驚くほどシームレスな接続が実現します。トランスミッターを楽器の出力ジャックに挿し込むだけで本体との通信が確立され、ケーブルの長さに縛られることなく、ステージの隅々まで自由に動き回ることができます。
このワイヤレスシステムは、2.4GHz帯のデジタル伝送を採用しており、音痩せやノイズの混入を最小限に抑えた高品質なサウンドを提供します。激しいパフォーマンスを行うギタリストや、ステージングに動きを取り入れたいアーティストにとって、表現の幅を大きく広げる強力な武器となるでしょう。
マイク用トランスミッターによる遅延のないクリアな音声伝送
ボーカルパフォーマンスやスピーチにおいて、音声の遅延(レイテンシー)は致命的な問題となりますが、XLR対応のマイク用トランスミッターは、極めて低遅延かつ安定した信号伝送を実現しています。ダイナミックマイクに直接取り付けるだけで、有線接続と遜色のないクリアでダイレクトな音声をオーディエンスに届けることが可能です。
混信の少ない安定した通信技術により、観客席を歩きながらのMCや、広い会場でのプレゼンテーションでも音が途切れる心配がありません。また、トランスミッター自体が非常にコンパクトかつ軽量に設計されているため、マイクを持った際のバランスを崩すことなく、長時間の使用でも演者の疲労を軽減します。
本体へのトランスミッター収納と効率的な自動充電システム
ワイヤレス機器の運用において最も懸念されるバッテリー管理の問題を、BOSE S1 Pro+は極めてスマートな方法で解決しています。本体の内部には、2つのトランスミッターを収納できる専用の充電ポートが設けられており、使用後にトランスミッターを差し込むだけで自動的に充電が開始されます。
この画期的なシステムにより、「トランスミッターの充電を忘れる」「現場でバッテリー切れを起こす」「小さなトランスミッターを紛失する」といったトラブルを物理的に防ぐことができます。次回使用時には常にフル充電の状態で取り出すことができるため、事前の準備にかかる手間と精神的な負担を大幅に削減する、実務に即した優れた設計です。
Bluetooth接続を活用したBGMの高品質なストリーミング再生
チャンネル3はBluetooth接続に特化しており、スマートフォンやタブレットからワイヤレスでBGMやバッキングトラックをストリーミング再生することができます。最新のBluetooth規格に対応しているため、接続の安定性が高く、途切れのない高品質なオーディオ再生が保証されています。
ライブの開場前や休憩中のBGM再生、ダンスパフォーマンスの音源再生、あるいは店舗での日常的なBGM用途など、幅広いシチュエーションで活躍します。ワンタッチでデバイスとペアリングできる直感的な操作性により、外部のCDプレーヤーやミキサーを用意することなく、手元の端末ひとつで洗練された空間演出を可能にします。
妥協なき音質。プロ水準のパフォーマンスを支える4つの音響技術
会場の規模を問わない圧倒的な高出力とクリアなサウンド設計
BOSEの音響技術の粋を集めたS1 Pro+は、そのコンパクトな筐体からは想像できないほどの高出力と豊かな低音域を実現しています。独自のスピーカー配列により、音が均一に拡散されるよう設計されており、会場の前方にいる観客から後方にいる観客まで、すべてのリスナーに対して明瞭でバランスの取れたサウンドを届けることができます。
特に、ボーカルの帯域である中音域の解像度が非常に高く、歌詞のディテールや楽器の繊細なニュアンスまで正確に再現します。小規模なカフェライブから、数百人規模のカンファレンスルームまで、空間の広さや音響特性に左右されることなく、常にプロフェッショナル水準の圧倒的なパフォーマンスを提供し続ける信頼性の高いシステムです。
設置方向に合わせて音質を自動最適化するAuto EQ機能
現場の環境によってスピーカーの設置方法は様々ですが、BOSE S1 Pro+には内蔵センサーが設置の向きを検知し、音質を自動的に最適化する「Auto EQ(自動イコライザー)」機能が搭載されています。床置き、テーブル置き、スピーカースタンドへのマウント、フロアモニターとしての斜め置きという4つのポジションに対応しています。
- スタンドマウント:広範囲に音を届けるメインPAとして最適なEQ設定。
- フロアモニター(チルトバック):低音の反射を抑え、演者にクリアな音を返す設定。
- テーブル置き:座っている観客に向けて自然な音響を提供する設定。
- 床置き(後方傾斜):ストリートライブなど、立っている観客へ音を飛ばす設定。
この機能により、音響の専門知識がないユーザーでも、設置するだけで常に最適なサウンドバランスを得ることができ、セッティングの時間を大幅に短縮します。
ToneMatchプロセッシングによる楽器とマイクの高度な音色補正
ボーカルやアコースティックギターの音をPAシステムで出力する際、本来の自然な音色を再現するのは至難の業です。しかし、BOSE独自の「ToneMatchプロセッシング」機能を使用すれば、スイッチひとつでマイクや楽器に最適な音色補正が自動的に適用されます。チャンネル1および2に搭載されたこの機能は、接続された機器の特性に合わせてEQカーブを瞬時に最適化します。
マイク設定では、声の輪郭を際立たせ、ハウリングを抑えたクリアなボーカルサウンドを構築。アコースティックギター設定では、ピエゾピックアップ特有の硬い音を和らげ、ボディの豊かな鳴りを再現します。複雑なミキサー操作を必要とせず、プロのPAエンジニアが調整したかのような極上のサウンドを誰でも簡単に手に入れることができます。
独立3チャンネルミキサーによる直感的かつ柔軟な音響調整
本体側面に配置された3チャンネルの独立ミキサーは、直感的な操作性と高度なカスタマイズ性を両立しています。各チャンネルには、音量、高音(Treble)、低音(Bass)、リバーブ(残響)を個別に調整できるコントロールが備わっており、接続されたソースごとの緻密なサウンドメイキングが可能です。
操作部には視認性に優れたOLEDディスプレイが採用されており、現在の設定値がデジタルで明確に表示されます。また、ノブを回転させるだけでなく、押し込むことでメニュー階層にアクセスするロータリーエンコーダー方式を採用しており、限られたスペースに多くの機能をスッキリと収めています。これにより、暗転中のステージ上でも迷うことなく、確実なオペレーションを実行できます。
スマートフォンで完結。Bose Musicアプリを活用した4つの操作術
手元でリアルタイムに音量・EQを調整するリモートコントロール機能
BOSE S1 Pro+の真価をさらに引き出すのが、専用の「Bose Musicアプリ」との連携です。Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットと接続することで、デバイスの画面上から本体のミキサー機能を完全にリモートコントロールすることが可能になります。音量バランスの調整、3バンドEQの変更、リバーブの深さなど、すべてのパラメーターを手元でリアルタイムに変更できます。
これにより、演者自身がステージに立ったまま、あるいは客席側で実際の音響を確認しながら、最適なミキシングを行うことができます。PAエンジニアが不在の小規模な現場において、わざわざスピーカーの裏側に回り込んでノブを回す手間が省けるため、リハーサルから本番まで、極めてスムーズかつ質の高いサウンドチェックが実現します。
膨大なToneMatchプリセットライブラリへのアクセスと適用
本体のボタン操作だけでは基本的なToneMatch設定(マイク/ギター)しか選択できませんが、Bose Musicアプリを使用することで、BOSEが長年蓄積してきた膨大な「ToneMatchプリセットライブラリ」にアクセスできるようになります。ShureやSennheiserなど、特定の有名マイクブランドの型番に合わせた専用EQや、Taylor、Martinといったアコースティックギターに最適化されたプリセットが多数用意されています。
自分が使用している機材のモデル名をアプリ上で選択するだけで、その機材のポテンシャルを最大限に引き出すプロフェッショナルなチューニングが即座に適用されます。これにより、個々の楽器やマイクが持つ本来の魅力を一切損なうことなく、極めて解像度の高い上質なサウンドをオーディエンスに届けることが可能となります。
視認性の高いOLEDディスプレイとアプリのシームレスな連携
Bose Musicアプリで行った設定変更は、瞬時に本体側のOLEDディスプレイに同期されます。逆に、本体のノブを操作して数値を変更した場合も、アプリの画面上にリアルタイムで反映されるという、完全な双方向通信が確立されています。このシームレスな連携により、複数のメンバーで機材を管理する際にも、現在の設定状況の認識ズレを防ぐことができます。
また、アプリ上では各チャンネルの入力レベルが視覚的なメーターとして表示されるため、過大入力による音割れ(クリッピング)のリスクを未然に察知し、適切なゲイン調整を行うことが容易です。デジタルとハードウェアのインターフェースが見事に融合しており、ストレスフリーな操作環境を提供します。
複数デバイスの一元管理とファームウェアの自動アップデート
Bose Musicアプリは、S1 Pro+だけでなく、他の対応するBOSE製スマートスピーカーやヘッドホンなど、複数のデバイスを一元管理するプラットフォームとしても機能します。機材ごとの接続状況やバッテリー残量をひとつの画面で瞬時に把握できるため、複数のS1 Pro+を組み合わせたステレオ再生などの高度な運用もスムーズに行えます。
さらに、システムの安定性向上や新機能の追加をもたらすファームウェアのアップデートも、アプリを経由してワイヤレスで自動的に実行されます。パソコンに有線接続してアップデートファイルをダウンロードするといった旧来の手間は不要であり、常に最新かつ最高のパフォーマンス状態を維持し続けることができます。
ライブ現場での実践。BOSE S1 Pro+が活躍する4つのシチュエーション
弾き語りライブにおける機材のミニマル化と迅速なセットアップ
アコースティックギターとボーカルによる弾き語りライブにおいて、BOSE S1 Pro+は理想的なソリューションを提供します。ワイヤレストランスミッターを使用すれば、マイクケーブルとギターシールドが不要になり、足元にエフェクターボードやケーブルが散乱することのない、極めてクリーンで美しいステージングが実現します。
機材量が圧倒的に削減されるため、公共交通機関を利用しての移動も容易になります。会場到着後は、本体の電源を入れ、トランスミッターを接続するだけでセットアップが完了するため、リハーサル時間の短いブッキングライブや、複数組が出演するイベントでの転換作業において、他の出演者やスタッフに負担をかけることなく、余裕を持って本番に臨むことができます。
ストリートライブでの長寿命バッテリー駆動と機動力の最大化
電源の確保が不可能な路上ライブにおいて、最大11時間駆動するリチウムイオンバッテリーの存在は不可欠です。BOSE S1 Pro+は、長時間のパフォーマンスでも音圧や音質が低下することなく、安定した出力を維持します。Auto EQの床置き(後方傾斜)ポジションを活用すれば、通行人の耳にしっかりと届く明瞭なサウンドを広範囲に放射できます。
また、完全ワイヤレス化により、パフォーマンス中に周囲の観客に近づいたり、動きのあるアピールを行ったりすることが容易になります。通行人がケーブルにつまずくといった安全上のリスクも排除できるため、ストリートという予測不可能な環境下においても、アーティストは自身の演奏とオーディエンスとのコミュニケーションに100%集中することが可能です。
カフェや小規模レストランでの省スペースなPAシステム構築
専属の音響機材を持たないカフェやレストランでライブイベントを開催する場合、大型のスピーカーや複雑なミキサーを設置するスペースは限られています。BOSE S1 Pro+は、その洗練されたコンパクトなデザインにより、店内のインテリアや雰囲気を損なうことなく、限られたスペースにスマートに設置することができます。
スピーカースタンドを用いたメインPAとしての運用はもちろん、棚の上やテーブルに置くだけでもAuto EQが最適な音響空間を自動構築します。ライブ演奏がない時間帯には、Bluetooth接続を利用して店舗のBGM再生用高音質スピーカーとして活用できるため、導入コストに対する費用対効果が極めて高い、多目的な音響システムとして機能します。
バンド演奏における高音質なフロアモニターとしての効果的な運用
BOSE S1 Pro+は、メインスピーカーとしてだけでなく、バンド演奏時のフロアモニター(返し)としても卓越した性能を発揮します。本体を横向きに寝かせてチルトバック(斜め置き)ポジションに設置すると、Auto EQが自動的にモニター用途に最適な周波数特性に切り替わり、ステージ上の低音の膨らみを抑え、ボーカルや楽器の輪郭をクリアに演者の耳へ届けます。
ドラムやベースの大音量に埋もれることなく、自身のピッチやリズムを正確に把握できるため、パフォーマンスの質が劇的に向上します。また、ワイヤレス接続を活用すれば、ステージ上のケーブルの這いまわしを減らすことができ、動きの激しいロックバンドのライブにおいても、安全で快適な演奏環境を構築する強力なサポートツールとなります。
ビジネスシーンへの応用。企業イベントでの導入メリット4選
セミナーや講演会における明瞭で聞き取りやすいスピーチ音声の提供
企業のセミナーや講演会において、登壇者の声が最後列の参加者まで明瞭に届くことは、イベント成功の必須条件です。BOSE S1 Pro+は、声の帯域である中高音域の解像度に優れており、マイクを通したスピーチ音声を極めて自然かつクリアに拡声します。ToneMatch機能を使用することで、不快なハウリングや耳障りな破裂音を抑制し、長時間の聴講でも参加者の耳を疲れさせません。
広い会議室やホテルの宴会場など、音響設備が不十分な空間であっても、S1 Pro+を1台〜2台持ち込むだけで、プロフェッショナルな音響環境を即座に構築できます。言葉のニュアンスや熱意を正確に伝えることができるため、プレゼンテーションの説得力とイベント全体の質を大幅に高めることが可能です。
展示会ブースでのワイヤレスマイクを用いた機動的なプレゼンテーション
騒がしい展示会の会場内において、自社ブースに立ち止まってもらうためには、効果的な音声アピールが欠かせません。BOSE S1 Pro+にワイヤレスマイクを組み合わせることで、プレゼンターはケーブルの範囲に縛られることなく、展示品を指し示したり、通路を歩く来場者に直接歩み寄ったりと、ダイナミックで機動的なプレゼンテーションを展開できます。
バッテリー駆動により、コンセントの位置を気にすることなく、ブース内の最も効果的な動線上にスピーカーを配置できる点も大きなメリットです。また、Bluetooth機能を使ってBGMや効果音を同時に流すことで、よりエンターテイメント性の高い魅力的なブース演出が可能となり、集客力の向上に直結します。
社内イベントやレクリエーションでの迅速な設営と撤収作業
キックオフミーティング、入社式、社内表彰式、あるいは屋外でのバーベキュー大会など、企業内で行われる様々なイベントにおいて、音響機材の設営は総務や運営担当者にとって大きな負担となります。BOSE S1 Pro+は、オールインワン設計と完全ワイヤレス機能により、専門業者の手配や複雑な配線作業を一切不要にします。
本体を目的の場所に置き、電源を入れ、ワイヤレスマイクの電源をオンにするだけという、わずか数分でのセットアップが可能です。撤収時もケーブルを巻く手間がなく、トランスミッターを本体に収納するだけで完了するため、イベント運営の業務効率を飛躍的に向上させ、担当者が本来の進行業務に専念できる環境を提供します。
専門的な音響知識がなくても扱える直感的なユーザーインターフェース
企業に導入する音響機材において、「誰でも簡単に使えること」は極めて重要な要件です。複雑なアナログミキサーや多数のケーブル配線は、音響に不慣れな社員にとってハードルが高く、トラブルの原因となります。その点、BOSE S1 Pro+は、Bose Musicアプリを通じた視覚的でわかりやすい操作体系と、本体のシンプルな設計により、マニュアル不要で直感的に扱うことができます。
Auto EQやToneMatchといった自動最適化機能が、専門的なチューニング作業をシステム側で代行してくれるため、素人が操作しても「プロが設定したような良い音」を確実に再現できます。属人化を防ぎ、社内のどの部署の社員であっても高品質な音響運用が可能になることは、全社的な機材投資の観点からも非常に高い価値を持ちます。
投資対効果の最大化。BOSE S1 Pro+を長期的に活用するための4つのポイント
リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばす適切な充電・保管管理
BOSE S1 Pro+の機動力を支える内蔵リチウムイオンバッテリーの性能を長期にわたって維持するためには、適切な充電および保管管理が不可欠です。バッテリーの劣化を防ぐための基本は、過放電(残量ゼロの状態での長期放置)と過充電を避けることです。使用後は速やかに充電を行い、長期間使用しない場合は、バッテリー残量を50%〜70%程度にしてから涼しく乾燥した場所に保管することが推奨されます。
また、高温環境下での使用や車内での放置はバッテリーの寿命を著しく縮める原因となるため、直射日光を避けた適切な温度管理を心がけてください。日常的なメンテナンスとして、Bose Musicアプリを通じてバッテリーの健康状態を定期的にチェックすることで、突然のバッテリートラブルを未然に防ぐことができます。
専用スリップカバー等のオプションアクセサリーを用いた保護対策
頻繁に持ち運ぶポータブルPAシステムは、移動中の衝突や天候の変化によるダメージのリスクに常に晒されています。機材の寿命を延ばし、美しい外観を保つためには、BOSE純正の専用スリップカバーやキャリングケースなどのオプションアクセサリーの活用が強く推奨されます。
専用スリップカバーは、本体にジャストフィットする設計で、運搬時の擦り傷や軽い衝撃からエンクロージャーを保護するだけでなく、保管時のホコリの侵入を防ぐ役割も果たします。また、屋外イベントでの突然の小雨や砂埃からスピーカーユニットを守るための防水・防塵対策としても有効です。初期投資としてアクセサリーを揃えることで、結果的に修理費用や買い替えコストを抑えることに繋がります。
定期的なメンテナンスとアプリ経由のアップデートによる性能維持
ハードウェアの物理的なメンテナンスに加え、ソフトウェア面での最新化も、BOSE S1 Pro+を最高の状態で使い続けるための重要なポイントです。Bose Musicアプリを通じて定期的に配信されるファームウェアアップデートには、Bluetooth接続の安定性向上、バッテリー管理システムの最適化、さらには新しいToneMatchプリセットの追加など、機能向上に直結する重要なプログラムが含まれています。
月に一度程度の頻度でアプリを起動し、システムの更新状況を確認する習慣をつけることで、購入時よりもさらに洗練されたパフォーマンスを引き出すことが可能になります。また、各入力端子やトランスミッターの接点部分を定期的に乾いた布で清掃し、接触不良を防ぐといった基本的な物理メンテナンスも併せて行うことが理想的です。
完全ワイヤレス化がもたらす業務効率化とパフォーマンス向上の総括
BOSE S1 Pro+の導入は、単なる「音響機材の買い替え」にとどまらず、現場におけるワークフロー全体の根本的な改善を意味します。完全ワイヤレス化による設営・撤収時間の劇的な短縮、ケーブルトラブルからの解放、そしてAuto EQやToneMatchによる直感的なサウンドメイキングは、ミュージシャンやイベント運営者の精神的・肉体的な負担を大きく軽減します。
削減された時間とエネルギーを、パフォーマンスの質の向上や、イベント参加者へのより良いサービス提供に注力できることこそが、本システムがもたらす最大の投資対効果です。プロフェッショナルな音質と究極のポータビリティを融合させたBOSE S1 Pro+は、あらゆる表現者とビジネスパーソンにとって、長期的に信頼できる最強のパートナーとなるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1: BOSE S1 Pro+のバッテリーはフル充電で何時間使用できますか?
A1: 内蔵の大容量リチウムイオンバッテリーにより、フル充電の状態から最大で約11時間の連続再生が可能です。ただし、出力する音量やBluetooth接続の有無、ワイヤレストランスミッターの充電状況など、使用環境によって実際の駆動時間は変動する場合があります。
Q2: ワイヤレストランスミッターは本体に付属していますか?
A2: ワイヤレストランスミッターは本体には付属しておらず、別売りとなっています。用途に合わせて、マイク用の「XLRトランスミッター」と、楽器用の「1/4インチ(標準フォーン)トランスミッター」の2種類から必要なものを別途購入していただく必要があります。
Q3: 屋外の雨天時でも使用することはできますか?
A3: BOSE S1 Pro+は完全な防水・防滴仕様(IPX評価)ではありません。そのため、雨天時の屋外や水濡れのリスクが高い場所での使用は推奨されません。屋外で使用する際は、テントの下に設置する、専用のカバーを用意するなど、水分から機材を保護する対策が必要です。
Q4: 複数のBOSE S1 Pro+をワイヤレスで繋いでステレオ再生することは可能ですか?
A4: はい、可能です。Bose Musicアプリの「Dual Audio」機能を使用することで、2台のBOSE S1 Pro+をBluetooth経由でワイヤレス接続し、L/Rのステレオ再生、または同じ音声を両方から出力するパーティモード(モノラル拡張)として運用することができます。
Q5: コンデンサーマイクを使用することはできますか?
A5: BOSE S1 Pro+の入力端子はファンタム電源(+48V)の供給に対応していないため、ファンタム電源を必要とする一般的なコンデンサーマイクを直接接続して使用することはできません。ダイナミックマイクを使用するか、外部のファンタム電源供給機やミキサーを間に挟む必要があります。
