コテージのオーナーに DWARF mini を試してもらったら「家族連れには喜ばれる」。星空ナイトアクティビティ提案の続き

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

前回、観光地や宿のオーナーさん向けに「DWARF mini で星空撮影をナイトアクティビティにしませんか」という動画を出しました。言っている私は機材屋で、宿の運営は本業ではありません。正直、観光の現場で本当に通用するのかは疑問符が付いていました。

そこで、実際にコテージを運営している方に試してもらいました。届いた感想は、思っていたより前向きで、思っていたより具体的でした。


動画で見てほしいのは22分あたりからの撮り比べです。同じ DWARF mini で同じ「象の鼻」(IC1396A)を、東京の日本橋浜町と山梨県都留市で撮った画像を並べています。「暗い空」が観光地の武器になるのが、ひと目で分かります。

動画の主役の DWARF mini は、パンダスタジオレンタルで借りられます。自分の宿の敷地で何が撮れるかは、実際に置いてみないと分かりません。

→ DWARF mini:

DWARF mini スマート望遠鏡


コテージで試してもらった感想:家族連れ・自由研究・子供会

どなたのどんな施設かは伏せさせていただきますが、いただいた感想はこんな内容でした。

  • 家族連れには特に喜ばれると思う。自由研究などにもよし
  • スマホ操作で利用が簡単。ただ、2台あったほうがいいかも
  • 肉眼では見えない、写真集にあるような銀河が撮れて感動する
  • 画面に映るたくさんの星が、実際に見ている星と同じものかと思うくらい違って驚いた
  • 宿題だとつまらないけど、こうやってきれいに撮れるとうれしい。近所の友達にも見せたかった
  • 子供会のイベントなどで、みんなでやると楽しそう
  • 大人も、天気を気にしながら子どもと計画するところから楽しめた
  • 大学生も小学生も一緒に楽しめる。自分でも星座に詳しくなりそう

「2台ほしい」は、運営する側の目線だと思います。1台だと、撮影中は1組しか触れない。グループが重なる夜や、子どもが取り合いになる場面を想像すると、たしかにそうです。

「みんなでやると楽しそう」は、私も実感があります。つい最近、パンダスタジオ浜町で DWARF mini の体験会をやって、みんなであちこち狙って「何が撮れるか」をやったら、すごく楽しかった。いわゆるスターパーティーです。やり方は別の動画で紹介する予定です。

有望。でも「置いておけば勝手に稼ぐ」ものではない

感想を端的にまとめると、DWARF mini を使ったナイトアクティビティはかなり有望だと思っています。ただし、手放しではありません。

  • 最初はスタッフが少し付いたほうがいい
  • 「星が撮れますよ」と言っても、その日が雨ならできない
  • DWARF mini は防水ではない(上位機種には防水のものもあるそうですが、mini は誰でも使える価格にするために省かれています)。感想にも「雨に濡れるのが怖い」がありました

このあたりを考えたうえでも、冬の閑散期に「泊まらないとできない体験」を1つ増やせるのは大きいと思います。冬は空が澄んで天体撮影向きの季節です。日本海側は曇りや雪が続くかもしれませんが、冬に晴れが多い太平洋側の宿なら、特に合うはずです。

DWARF mini とは:顕微鏡の技術から来た、手のひらサイズのスマート望遠鏡

DWARF mini は DWARFLAB のスマート望遠鏡です。収納時は手のひらに載るくらいの大きさで、そこからレンズ部分が動いて星を追いかけ、撮影してくれます。操作はスマホかタブレットから。

なぜこんなに小さいのに銀河が撮れるのか。DWARFLAB は、もともと顕微鏡の研究チームだったそうです。小さくて暗いものを撮るのが得意。普通は「暗いなら大きなレンズで光を集める」ですが、彼らは何十枚、何百枚という写真を重ねて、明るいところと暗いところのわずかな差を際立たせる方向で解決しました。それを空に向けたら天体が撮れた。そこに自動追尾、スマホへの保存、クラウドでのノイズ処理といった機能を足して、スマート望遠鏡になったわけです。

だから撮影は一瞬ではありません。10秒露出の写真をたくさん撮って重ねます。可能なら1時間くらい撮るのが理想ですが、ナイトアクティビティなら10分〜30分くらいで十分だと思います。周りが暗くて、肉眼でも星が多少見える場所なら、短時間でもきれいに写ります。

この機材が向いていそうな人・現場

  • 山あいでコテージを数棟運営していて、冬の平日に「泊まる理由」をもう1つ作りたいオーナー
  • 子ども会やファミリー向けの宿泊イベントを企画していて、自由研究になる夜のプログラムを探している担当者
  • 天文に詳しいスタッフはいないが、星空を売りにしたい小さな宿や観光協会

詳しくなくても撮れる理由は「AIに相談する」

私は天体撮影をほとんどやったことがありませんでした。それでも撮れたのは、AIに相談したからです。DWARFLAB のアプリにもAIが入っていますし、手元の Gemini、ChatGPT、Claude のような無料でも使えるAIに聞けば、だいたい教えてくれます。

最初は自己流でやって、すごく失敗しました。AIに聞けばいいと気づいてからは、全部聞いています。

  • 今日は何が狙えるか、天気はどうか(「曇っていて見えない」と言ったら「この時間帯ならいける」と返ってきた)
  • 今いる場所の写真を撮って「こっちの空でいいのか」(「そっちじゃない、こっち側」)
  • アプリのスクショを見せて「何を狙えばいい?」(「アンドロメダを狙え」)

撮った後もAIの出番です。点々がいっぱい写っているだけだと、何が撮れたのか分かりません。画像を見せると「これは○○という散開星団で、星の家族が集まって…」と解説してくれる。宿のスタッフが天文ガイドをしなくても、お客さんが自分のスマホで宇宙の話まで広げられます。

撮影中は放置でいい。Wi-Fi が届けば部屋から様子が見える

ナイトアクティビティとして優れていると思うのがここです。撮影が始まったら、そばに付いている必要がありません。「300枚・30分」のように設定してもいいし、999枚にしておいて自分で止めに来てもいい。

Wi-Fi が届く距離なら、部屋の中からスマホで「撮影枚数が増えてきた」「銀河のもやが出てきた」と確認できます。雲が流れてきたときに、やめどきが分かりやすいのもありがたい。

ただ、届くかどうかは場所次第です。私の場合、自宅の窓から駐車場に置いた DWARF mini は普通に操作できました。一方、車中泊っぽく車の中から操作しようとしたら、距離は近いのにダメでした。金属の箱の中は Wi-Fi には厳しいようです。

浜町でも撮れる。でも暗い空なら別物になる

東京・日本橋浜町でも、撮れないことはありません。浜町のイベントでも、フロアから状況を見ながらワイワイやりました。じゃあ観光地で撮るメリットは無いのかというと、そうではありません。光害の無い暗い空なら、それに越したことはないんです。

同じ DWARF mini で、空の暗さを比べると

撮影場所空の様子(動画内の説明)写ったもの
東京都・日本橋浜町広告LEDなどで明るい都市の空象の鼻(IC1396A)を狙ったが、赤いもやはほとんど出ず、星が見えた程度。謎のノイズも乗った
山梨県都留市富士急行線の駅がある国道沿い。真っ暗ではなく車も走る同じ象の鼻で、うっすらと赤いもやが写った
東京都檜原村(フジの森)道路から少し入った、夜は本当に真っ暗な場所。星空名所の高原ではない「村の暗さ」三角座銀河(M33)。浜町・木場の倉庫からは写らなかった

国道沿いくらいの暗さでも、都会よりはっきり写ります。星空名所でなくても、宿があるくらいの田舎の暗さで十分に武器になる、というのがこの比較で言いたいことです。象の鼻の撮り比べはこちらの記事にも詳しく書いています。

→ 自分の宿の空でどこまで写るか試すなら:

DWARF mini スマート望遠鏡

M33 をAIに見せたら、「ここに銀河の腕が見えている」「ここが中心」「この星は手前の天の川銀河のもの」と教えてくれました。そう言われると、たしかに腕っぽい構造が見える。そのまま「M33 にまつわる宇宙の小話をして」と頼めば、いつまでも話していられます。子どもに宇宙への興味を持ってほしい家族には、すごくいい体験だと思います。

宿で始める前のチェックリスト

確認すること目安・ポイント
空の暗さ肉眼で星が多少見えればOK。国道沿いの田舎でも都会より写る
天気の逃げ道雨の日はできない(防水ではない)。数日〜1週間借りて晴れ間を待つ
台数1台だと同時に1組。グループが重なる夜は2台あると回しやすい
スタッフ最初の設置と説明は付き添う。撮影が始まれば放置でいい
撮影時間10秒露出を重ねて10〜30分が目安。長いほどきれい
Wi-Fiの届く場所部屋から見たいなら事前に確認。車の中からは届かなかった
AIへの相談お客さんのスマホのAIで「何が撮れる?」「何が撮れた?」を聞いてもらう

→ 敷地で試すときは、上位機種と比べるのも手です:

DWARF 3 コンパクトなスマート望遠鏡


レンタルで試す価値があるところ

星空は、天気しだいです。狙った日が晴れるとは限らないし、山の天気は急に崩れます。だから1日ではなく、3日や1週間の長めのレンタルをおすすめしています。長く借りればどこかで晴れますし、全面が晴れていなくても、晴れ間のある方向の天体を先に撮ることもできます。

自分の宿の空でどこまで写るか、Wi-Fi が部屋まで届くか、スタッフがどれくらい付けばいいか。導入を決める前に、ここを一度確かめておくと安心です。

買うと決めた方には、動画内では販売店の星見屋さんをおすすめしています。電話でサポートしてくれるので、初めての方でも安心です。まず触ってみたい、買うほどか評価したい、という段階ならレンタルで。


DWARF mini のレンタルはこちら

→ DWARF mini:

DWARF mini スマート望遠鏡

前回の提案(河川敷で撮ったアンドロメダ銀河と、AIに相談しながら撮るやり方)はこちらの記事にまとめています。


用途別に探すなら

DWARFLAB のスマート望遠鏡を見比べたい人

→ DWARFLAB 製品一覧

星空ツアーに双眼鏡も用意したい人

→ 双眼鏡を用途から選ぶ


📦 星空を、泊まる理由に。
まずは数日借りて、自分の宿の空で何が撮れるか試してみてください。

→ 新着機材一覧
→ 体験会・セミナー情報
→ PANDASTUDIO TV(DWARF mini の再生リスト)

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