マルチカメラ操作を劇的改善!FoMaKo KC608NコントローラーとK20SDIセット

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PANDASTUDIO.TVのCEOの西村正宏のWeb上ニックネーム。東京都中央区在住。兵庫県たつの市出身。早稲田大学大学院で情報工学の修士号。駒澤大学大学院で経営学の修士号を取得。IT,インターネット、AI、映像機器、音響機器を愛す。

ビジネスシーンにおけるオンラインコミュニケーションの重要性が高まる中、高品質な映像配信とスムーズなカメラワークは、企業価値を左右する重要な要素となっています。本記事では、マルチカメラ操作を劇的に改善し、プロフェッショナルなライブ配信や会議、イベントを実現する「FoMaKo PTZカメラK20SDI/コントローラー KC608N セット」の魅力と活用方法について詳しく解説します。FoMaKo(フォマコ)が提供するPTZカメラ「K20SDI(FMK20SDI)」は、20倍光学ズームや1080p60fpsの高画質、3G-SDIおよびPoE対応といった優れた基本性能を備え、SRT対応やRTMPによる高度なネットワーク配信も可能です。さらに、VISCA対応の4Dジョイスティック搭載コントローラー「KC608N」と組み合わせることで、複数台のリモートカメラを直感的かつシームレスに一括管理できます。少人数でのオペレーションから大規模なハイブリッドイベントまで、あらゆるビジネスニーズに応えるFoMaKoセットの圧倒的なパフォーマンスをぜひご確認ください。

ライブ配信・会議を革新するFoMaKo PTZカメラ「K20SDI」の4つの特徴

20倍光学ズームで細部まで鮮明に捉える高画質性能

FoMaKo(フォマコ)のPTZカメラ「K20SDI(FMK20SDI)」は、広大な会場の最後方からでも登壇者の表情や手元の資料をくっきりと映し出すことができる20倍光学ズームレンズを搭載しています。ビジネス会議や大規模なイベントにおいて、デジタルズーム特有の画質劣化を伴わずに、被写体の細部まで鮮明に捉える高画質性能は、視聴者に高い没入感とプロフェッショナルな印象を与えます。

また、高度なオートフォーカス機能と組み合わせることで、ズーム操作時でも瞬時にピントを合わせることが可能です。これにより、動きのあるプレゼンテーションやパネルディスカッションなど、シビアなカメラワークが求められるライブ配信の現場においても、常にクリアで安定した映像を提供し続けることができます。

なめらかな映像を実現する1080p60fps対応

映像の滑らかさは、視聴者のストレスを軽減し、長時間の視聴を促すための重要な要素です。K20SDIはフルHD解像度である1080p60fpsの出力に対応しており、動きの速い被写体や細かいジェスチャーもカクつくことなく、極めて自然でなめらかな映像として捉えることができます。スポーツイベントの配信や、細かな動きを正確に伝える必要がある技術セミナーなどでその真価を発揮します。

従来の30fpsと比較して2倍のフレームレートを持つ1080p60fpsの映像は、大画面モニターへの投影や後日のアーカイブ視聴においても高いクオリティを維持します。FoMaKoのリモートカメラが提供するこの高水準な映像体験は、企業のブランディング向上やオンラインコンテンツの価値最大化に大きく貢献するでしょう。

安定した映像伝送を可能にする3G-SDI出力対応

プロフェッショナルな映像制作の現場において、接続の安定性と遅延の少なさは妥協できないポイントです。FoMaKo K20SDIは、放送局レベルの機材で標準的に採用されている3G-SDI出力に対応しており、長距離のケーブル配線を行っても信号の減衰やノイズの影響を受けにくく、極めて安定した非圧縮の映像伝送を実現します。HDMI接続では困難な数十メートル規模の配線が求められる広いホールやカンファレンスルームでの運用に最適です。

さらに、3G-SDI端子を備えていることで、既存の業務用スイッチャーやキャプチャーボードとの親和性も抜群です。マルチカメラ環境を構築する際にも、映像の遅延差を最小限に抑えながら複数のカメラ映像を同期させることができ、トラブルの許されない重要なライブ配信やハイブリッド会議を強固にサポートします。

ケーブル1本で給電と通信が完結するPoE対応の利便性

複雑になりがちなカメラ周辺の配線問題を劇的に解消するのが、K20SDIのPoE(Power over Ethernet)対応機能です。LANケーブル1本を接続するだけで、カメラ本体への電源供給、映像・音声データの伝送、そしてコントローラーからの制御信号のやり取りがすべて完結します。これにより、電源コンセントの位置に縛られることなく、最適なアングルを狙える自由な場所にカメラを設置することが可能となります。

特に天井吊り下げや壁面への固定など、高所や手の届きにくい場所への設置において、配線工事の手間とコストを大幅に削減できる点は大きなメリットです。PoE対応のネットワークスイッチと組み合わせることでシステム全体がシンプルにまとまり、機材のセットアップや撤収にかかる時間も飛躍的に短縮されるため、限られたスタッフで運営する現場の強い味方となります。

複雑なマルチカメラ操作を劇的に改善する「KC608N」コントローラーの4つの強み

直感的な操作を可能にする4Dジョイスティックの採用

複数のリモートカメラを正確かつスピーディーに操作するためには、優れたインターフェースが不可欠です。FoMaKoのコントローラー「KC608N」に搭載されている4Dジョイスティックは、上下左右のパン・チルト操作に加え、ジョイスティックの回転によるズームイン・ズームアウト操作を片手で直感的に行うことができます。これにより、被写体を追いかけながらの滑らかなズームといった、高度で複雑なカメラワークを誰でも簡単に実現できます。

ジョイスティックの操作感は非常に滑らかで、指先の微妙な力加減に合わせてカメラの動く速度を微調整することが可能です。スピード調節機能と連動させることで、ゆっくりとした優雅なパンニングから、次のスピーカーへの瞬時の切り替えまで、ライブ配信や会議の進行に合わせたプロフェッショナルな映像演出をストレスなく実行できます。

複数台のカメラをシームレスに切り替える一括管理機能

大規模なイベントや多角的な視点が求められるオンライン授業などでは、マルチカメラの活用が標準となっています。KC608Nコントローラーは、ネットワーク経由で最大255台ものPTZカメラを接続し、手元のボタン一つで操作対象のカメラを瞬時に切り替えることができる強力な一括管理機能を備えています。FoMaKo PTZカメラK20SDI/コントローラー KC608N セットとして運用することで、その真価を最大限に引き出せます。

カメラごとのプリセットポジション(あらかじめ設定した画角やズーム倍率)の保存と呼び出しもワンタッチで行えるため、ワンマンオペレーションでも複数のカメラを駆使したダイナミックなスイッチングが可能です。これにより、登壇者のアップ、会場全体の引きの映像、スライド資料の投影画面など、視聴者を飽きさせない多彩な映像展開をシームレスに実現し、コンテンツの質を飛躍的に向上させます。

現場のニーズに応えるVISCAなど多様なプロトコル対応

既存の映像システムへの組み込みや、他社製機材との混在環境において、制御プロトコルの互換性は極めて重要です。KC608Nは、業界標準であるVISCA、VISCA over IP、Pelco-D、Pelco-Pといった多様な制御プロトコルに幅広く対応しています。これにより、FoMaKo(フォマコ)製品だけでなく、プロトコルが合致する他メーカーのPTZカメラも同じコントローラーから一元的に操作することが可能となります。

接続方式もRS-232、RS-422、RS-485のシリアル通信から、LANケーブルを用いたIP制御まで多岐にわたります。現場のネットワーク環境や既存の配線インフラに合わせて柔軟にシステムを構築できるため、新規導入はもちろんのこと、段階的な機材のアップグレードやシステムの拡張を検討している企業にとっても、無駄のない投資を実現する拡張性の高いソリューションと言えます。

オペレーターの負担を軽減する人間工学に基づいた設計

長時間に及ぶライブ配信や会議のオペレーションは、操作担当者に身体的・精神的な疲労をもたらします。KC608Nは、オペレーターの負担を最小限に抑えるよう、人間工学に基づいた洗練されたデザインを採用しています。各ボタンの配置はブラインドタッチがしやすいよう計算されており、視線をモニターから外すことなく、手元の感覚だけで確実なカメラコントロールが可能です。

また、視認性の高いLCDディスプレイを搭載しており、現在選択しているカメラのIDやネットワークステータス、制御プロトコルなどの重要な情報をリアルタイムで確認できます。暗いイベント会場のバックヤードや配信ブースでも操作ミスを防ぐバックライト付きボタンなど、細部にまでこだわった設計が、トラブルの許されない本番環境での確実なオペレーションを強力にサポートします。

FoMaKo「K20SDI」と「KC608N」セット導入で得られる4つのメリット

機器同士の高い互換性によるセットアップ時間の短縮

映像配信システムを構築する際、異なるメーカーの機材を組み合わせると、相性問題や設定の複雑化によるトラブルが発生しがちです。しかし、「FoMaKo PTZカメラK20SDI/コントローラー KC608N セット」として同一メーカーの製品を導入することで、機器同士の完全な互換性が保証されます。IPアドレスの割り当てやプロトコルのマッチングなど、初期設定にかかる手間が大幅に削減され、箱を開けてから本番稼働までの時間を劇的に短縮できます。

特に、社内に専門的な知識を持つエンジニアが不在の企業や、限られた準備時間でシステムを立ち上げなければならないイベント現場において、この「繋げばすぐに動く」という安心感は計り知れません。プラグアンドプレイに近い感覚で高度なマルチカメラ環境を構築できる点は、ビジネスのスピード感を損なわない大きなメリットとなります。

プロ品質の映像制作を低コストで実現する圧倒的なコストパフォーマンス

放送局レベルの3G-SDI出力、20倍光学ズーム、1080p60fpsというハイエンドなスペックを備えたK20SDIと、多機能な4DジョイスティックコントローラーKC608Nの組み合わせは、同等クラスの他社製品と比較して驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。限られた予算内であっても、妥協のないプロ品質の映像制作環境を手に入れることができ、企業の広報活動や社内コミュニケーションの質を一段階引き上げることが可能です。

初期導入コストの抑制だけでなく、機材の耐久性や安定稼働によるランニングコストの削減も見逃せません。FoMaKo製品は厳しい品質基準をクリアしており、長期間にわたって安定したパフォーマンスを発揮します。高額な機材レンタル費用を支払い続けるよりも、自社でこのセットを保有することで、中長期的な視点で見れば投資対効果(ROI)を最大化することができます。

人員削減と省力化に直結するリモートカメラシステムの構築

従来のマルチカメラ撮影では、カメラごとに専任のカメラマンを配置する必要があり、人件費の高騰や人員確保の難しさが課題となっていました。FoMaKoのPTZカメラとコントローラーのセットを導入すれば、1人のオペレーターが離れたコントロールルームから複数台のカメラを遠隔操作することが可能になります。これにより、撮影現場の省人化とオペレーションの大幅な効率化が実現します。

さらに、事前に最大255個まで登録できるプリセット機能を活用すれば、ボタン一つで指定した画角へ瞬時にカメラを移動させることができます。発言者へのフォーカスやホワイトボードの拡大など、定型的なカメラワークを自動化することで、オペレーターは映像のスイッチングや音声の調整など、よりクリエイティブな業務に集中できるようになり、少人数でも高品質な配信体制を維持できます。

トラブルリスクを低減する安定した操作環境の確保

ライブ配信や重要なオンライン会議において、機材トラブルによる映像の途絶や操作不能は、企業の信頼を損なう致命的なリスクとなります。FoMaKo K20SDIは、PoE給電による電源トラブルの回避や、3G-SDIによるノイズに強い有線接続により、物理的な接続の安定性を極限まで高めています。また、KC608Nコントローラーとの通信も有線IPネットワークを介して行われるため、無線接続のような電波干渉のリスクがありません。

操作面においても、物理的なジョイスティックとボタンによるハードウェアコントロールは、PCのソフトウェア制御と比較してフリーズや遅延のリスクが低く、直感的かつ確実なレスポンスを提供します。万が一のネットワーク障害時にも、RS-232等のシリアル接続をバックアップとして用意できるなど、冗長性を持たせたシステム構築が可能であり、ミッションクリティカルなビジネスシーンに不可欠な安心感をもたらします。

ビジネスシーン別に見るFoMaKo PTZカメラセットの4つの活用事例

大規模な企業向けオンライン会議・ウェビナーでの活用

数百人規模の社員が参加する全社集会や、顧客向けのウェビナーにおいて、FoMaKo K20SDIとKC608Nのセットは強力な武器となります。20倍光学ズームを活かし、広い会場の後方からでも社長や役員の表情を鮮明に捉え、熱意あるメッセージをオンラインの参加者にダイレクトに届けることができます。また、1080p60fpsの滑らかな映像は、長時間の視聴でも疲れにくく、参加者の集中力を維持する効果があります。

複数のK20SDIを配置し、KC608Nで一括制御することで、登壇者のアップ、会場全体の様子、質疑応答時の質問者の表情など、多彩なアングルを瞬時に切り替えることが可能です。これにより、単調になりがちなオンライン会議にテレビ番組のような躍動感とプロフェッショナルな演出を加え、企業ブランドの向上とコミュニケーションの活性化に大きく貢献します。

ハイブリッド型イベントやセミナーでの臨場感あるライブ配信

リアル会場とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド型イベントでは、会場の熱気をいかにオンライン視聴者に伝えるかが成功の鍵となります。FoMaKoのPTZカメラを会場の複数箇所(ステージ正面、サイド、客席後方など)に設置し、KC608Nの4Dジョイスティックで滑らかなパン・チルト操作を行うことで、視聴者はまるで会場にいるかのような臨場感を体験できます。

3G-SDI接続による低遅延な映像伝送は、会場内の大型スクリーンへの投影とオンライン配信のタイミングのズレを最小限に抑えます。また、PoE対応により、電源の確保が難しい仮設会場でもLANケーブル1本で柔軟にカメラを配置できるため、イベントの規模やレイアウトに合わせた最適な撮影環境を迅速に構築し、高品質なハイブリッドイベントをスムーズに運営することが可能です。

議事録作成や記録映像が求められる株主総会・役員会議

極めて高い正確性と機密性が求められる株主総会や取締役会において、記録映像の品質はコンプライアンスの観点からも重要視されています。K20SDIの高解像度な映像は、誰がどのような発言をしたのか、どのような資料が提示されたのかを細部までクリアに記録に残すことができます。高精度なオートフォーカス機能により、資料の文字までしっかりと読み取れる映像を提供します。

こうした厳粛な場では、カメラマンが会場内を動き回ることは進行の妨げとなります。KC608Nを用いたリモートコントロールシステムであれば、別室からカメラを静かに操作できるため、会議の雰囲気を壊すことなく必要な映像を確実に押さえることができます。プリセット機能を用いて各役員の席をあらかじめ登録しておけば、発言者に合わせて瞬時にカメラを向けることができ、議事録作成の負担軽減にも直結します。

複数アングルからの撮影が必要な教育現場・オンライン授業

大学の講義や企業内研修など、教育現場におけるオンライン授業の需要は定着しつつあります。黒板やホワイトボードの板書、手元で行う実験の様子、そして講師の表情など、伝えるべき情報が多岐にわたる授業において、マルチカメラによる複数アングルの撮影は学習効果を飛躍的に高めます。FoMaKo K20SDIを導入すれば、20倍光学ズームで遠くの板書も鮮明に映し出すことが可能です。

講師自身がKC608Nコントローラーを手元に置き、授業の進行に合わせてカメラの向きやズームをワンタッチで切り替えるセルフオペレーションも容易に実現できます。直感的な操作性により、IT機器の操作に不慣れな講師でもすぐに使いこなすことができ、映像技術に気を取られることなく、本来の目的である質の高い教育コンテンツの提供に専念できる環境が整います。

最新の映像配信トレンドに対応する4つの高度なネットワーク機能

高画質かつ低遅延を実現する次世代プロトコル「SRT」対応

インターネットを経由した映像伝送において、パケットロスや遅延は長年の課題でした。FoMaKo K20SDIは、これらの問題を解決する次世代の映像伝送プロトコル「SRT(Secure Reliable Transport)」に標準対応しています。SRTを利用することで、不安定なネットワーク環境下でもパケットの欠損を自動的に補正し、高画質な映像を極めて低い遅延で安定して送り届けることが可能になります。

この機能は、遠隔地同士を結ぶ対談番組や、海外拠点との重要なグローバル会議など、リアルタイム性が強く求められるビジネスシーンで絶大な威力を発揮します。専用の高額な伝送回線を契約することなく、一般的なインターネット回線を用いて放送局クオリティの安全かつ低遅延な映像コミュニケーションを実現できる点は、企業のITコスト削減と業務効率化に大きく寄与します。

配信プラットフォームへ直接接続可能な「RTMP」機能

通常、YouTube LiveやFacebook Liveなどのプラットフォームへ映像を配信する際は、PC上の配信ソフト(OBSなど)や専用のハードウェアエンコーダーを経由する必要があります。しかし、K20SDIはカメラ本体にRTMP(Real-Time Messaging Protocol)配信機能を内蔵しており、ネットワークに接続するだけで、カメラから直接各種プラットフォームへ映像と音声をストリーミングすることが可能です。

このPCレスでのダイレクト配信機能により、機材構成が劇的にシンプルになり、システムダウンのリスクやオペレーションの手間が大幅に削減されます。定期的な社内向け放送や、突発的な記者会見など、準備時間をかけずにいち早く映像を届けたい場面において、カメラの電源を入れてネットワークに繋ぐだけで即座に配信を開始できる機動力は、ビジネスの現場において大きなアドバンテージとなります。

社内ネットワーク環境に柔軟に適応する高度なIP制御

企業内でリモートカメラシステムを運用する際、セキュリティ要件の厳しい社内ネットワーク(社内LAN)への統合が求められるケースが多々あります。FoMaKo製品は高度なIP制御機能を備えており、固定IPアドレスの割り当てやDHCPによる自動取得、各種ポート設定など、複雑なネットワーク環境にも柔軟に適応できる設計となっています。これにより、情報システム部門のセキュリティポリシーを遵守しつつ、安全にシステムを導入できます。

ネットワーク上にあるK20SDIカメラは、KC608NコントローラーからのVISCA over IPプロトコルによる制御だけでなく、ウェブブラウザ経由での設定変更や映像確認も可能です。管理者は自席のPCからネットワーク越しにカメラのステータスを監視・調整できるため、複数フロアや別棟に設置されたカメラの一元管理が容易になり、大規模な企業インフラにおける運用保守の負担を大幅に軽減します。

遠隔地からのリモートコントロールを支える強固な通信仕様

リモートワークの普及や拠点の分散化に伴い、本社から支社のカメラを操作するといった、遠隔地からのリモートコントロールのニーズが高まっています。FoMaKo PTZカメラとコントローラーのシステムは、VPN(仮想プライベートネットワーク)等を経由した広域ネットワーク越しでの制御にも対応可能な強固な通信仕様を備えています。物理的な距離を意識することなく、滑らかなパン・チルト・ズーム操作を実行できます。

これにより、各拠点に専任のカメラオペレーターを配置する必要がなくなり、本社の中央コントロールルームから全国の支社のウェビナー配信をディレクションするといった、高度な集中管理体制の構築が可能になります。遅延を感じさせないKC608Nの優れたレスポンスと、K20SDIの確実な動作が、物理的な距離の壁を越えた新しい映像制作のワークフローをビジネスの現場にもたらします。

導入前に確認しておきたいFoMaKoセットアップの4つのステップ

K20SDIカメラ本体の適切な設置場所と配線の計画

システムのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、最初のステップであるカメラの設置計画が極めて重要です。K20SDIの20倍光学ズームの特性を活かし、被写体全体を見渡せ、かつ必要なクローズアップが可能な位置を慎重に選定します。逆光になりやすい窓際や、照明の反射が強い場所は避け、安定した映像が得られる環境を確保してください。付属の金具を使用して壁面や天井に固定する場合は、安全性を十分に確認することが不可欠です。

同時に、配線ルートの計画も行います。PoE給電を利用する場合はLANケーブル1本で済みますが、3G-SDI出力とACアダプターを併用する場合は、それぞれのケーブル長と取り回しを考慮する必要があります。イベント会場などの一時的な設置では、参加者の動線を妨げないようケーブルプロテクターを使用するなど、安全かつノイズの影響を受けにくい配線計画を立てることが、トラブルのない運用の第一歩となります。

KC608NコントローラーとカメラのIPアドレス・ネットワーク設定

物理的な設置が完了したら、次は機器同士を通信させるためのネットワーク設定を行います。FoMaKo PTZカメラK20SDIとKC608Nコントローラーを同一のローカルネットワーク(LAN)に接続し、それぞれに重複しない一意のIPアドレスを割り当てます。企業のネットワーク環境下では、情報システム部門と連携し、指定された固定IPアドレスを設定することが推奨されます。

カメラ側のIPアドレス設定は、初期設定用のウェブインターフェースにPCからアクセスして行います。カメラのIPアドレスが確定したら、KC608Nコントローラー側の設定メニューを開き、操作対象となるカメラのIPアドレスと制御プロトコル(VISCA over IPなど)、ポート番号を登録します。この設定をカメラの台数分繰り返すことで、コントローラーからのシームレスな一元管理が可能となります。

映像出力(3G-SDI/IP)と配信プラットフォームの連携確認

制御系の設定が完了したら、映像が正しく出力され、配信システムと連携できているかを確認するステップに入ります。3G-SDIを使用する場合は、カメラからビデオスイッチャーやキャプチャーボードへケーブルを接続し、モニターに1080p60fpsの映像がノイズや遅延なく表示されるかをチェックします。複数のカメラを使用する場合は、すべてのカメラ映像の色味や明るさが統一されているかもこの段階で調整します。

ネットワーク経由でのIPストリーミング(SRTやRTMP)を利用する場合は、カメラの設定画面から配信先のURLやストリームキーを入力し、YouTube Liveなどのプラットフォーム側で映像が正しく受信できているかを確認します。音声ラインをカメラに入力している場合は、映像と音声の同期(リップシンク)にズレがないかも併せてテストし、本番さながらの高品質なストリーミング環境を確立します。

本番環境を想定したマルチカメラの動作テストとプリセット登録

最後のステップは、本番の進行を想定した総合的なリハーサルとプリセットポジションの登録です。KC608Nの4Dジョイスティックを実際に操作し、パン・チルト・ズームの速度や動きの滑らかさが、意図した映像表現と合致しているかを確認します。必要に応じてコントローラー側の設定でジョイスティックの感度やカメラの移動速度を微調整し、オペレーターの手に馴染む最適な操作感を追求してください。

続いて、本番で頻繁に使用する画角(司会者のバストショット、パネルディスカッションの全体引き、スクリーン資料のアップなど)を決定し、KC608Nのテンキーを使用してプリセットとして登録していきます。本番中はボタン一つでこれらのアングルを瞬時に呼び出せるため、ワンマンオペレーションでもミスなくダイナミックなカメラワークが可能になります。この綿密な事前準備が、プロフェッショナルなライブ配信を成功に導く最大の鍵となります。

FoMaKo PTZカメラ・コントローラーセットに関するよくある質問(FAQ)

  • Q1: FoMaKo K20SDIカメラは、初心者でも簡単に設置・設定できますか?
    A1: はい、可能です。PoE対応によりLANケーブル1本で電源供給と通信ができるため、配線が非常にシンプルです。ネットワーク設定もマニュアルに沿って進めることで、専門知識がなくてもスムーズにセットアップが完了します。
  • Q2: KC608Nコントローラー1台で、最大何台のカメラを操作できますか?
    A2: KC608Nは、IPネットワーク経由で最大255台のPTZカメラを接続・管理することが可能です。大規模なイベント会場や複数教室のモニタリングなど、拡張性の高いシステム構築に柔軟に対応します。
  • Q3: 3G-SDIとHDMIの同時出力は可能ですか?
    A3: はい、K20SDIは3G-SDI、HDMI、LAN(IPストリーミング)からの同時映像出力に対応しています。会場のモニターへの出力と配信用エンコーダーへの入力を同時に行うなど、現場のニーズに合わせた運用が可能です。
  • Q4: 他社製のPTZカメラをKC608Nコントローラーで操作することはできますか?
    A4: VISCA、VISCA over IP、Pelco-D/Pなどの標準的な制御プロトコルに対応しているカメラであれば、他社製であってもKC608Nから操作することが概ね可能です(※一部の独自機能を除く)。
  • Q5: SRTやRTMP配信を行うために、別途専用のPCやソフトウェアは必要ですか?
    A5: K20SDIカメラ本体にエンコード機能が内蔵されているため、ネットワークに接続されていればカメラ単体で直接RTMP配信(YouTube等へ)やSRT伝送を行うことができ、PCレスでの運用が可能です。
FoMaKo PTZカメラK20SDI/コントローラー KC608N セット

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