4Kスイッチャーで地味につらいのが「全部の機材を4Kで揃えないと使えない」問題。カメラは4K30pまで、PCは4K60p、収録は安全策でHD……と、現場の信号はだいたいバラバラです。
Roland V-1-4Kは、この「揃わない問題」を本体側で吸収してくれます。体験会ダイジェスト2本目では、伊藤さんが入出力とスケーラーの仕組みを実機の設定画面で見せてくれています。
約5分。設定画面のビデオインプット表示で、解像度・フレームレートが混在している様子を実際に確認できます。「絵で見た方が早い」典型的なポイントです。
動画で紹介しているスイッチャーはこちら:
HDMI×5入力、すべてにスケーラー。だから混在できる
V-1-4KはHDMI5入力のスイッチャー。動画で強調されているのが、全部の入力に独立したスケーラーが入っている点です。
これにより、4K/フルHDといった解像度の違いも、59.94p/60p/29.97pといったフレームレートの違いも混在OK。動画の中では、PCを4K60pで入れつつ、4K30pしか出せないカメラやHD60pも一緒に扱えると説明しています。
「手前にスケーラーとかコンバーターを用意しなくても、もうスイッチャーにつなげば絵を合わせて出してくれる」
これはローランドが「マルチフォーマット対応」と呼んできた考え方で、V-1-4Kもそのコンセプトを引き継いでいます。
出力は5系統。3番・4番が“賢い”
出力も5系統と豊富です。動画での説明を整理すると——
- 1番・2番:プログラムアウト/プレビューアウト(役割固定)
- 3番・4番:出力バスを選べる。プログラムを分配したり、特定の入力を直接アサインして“スルーアウト”のように出せる
- 5番:マルチビュー(10分割)
たとえば「特定のPCだけ返しモニターに送りたい」「特定のカメラだけバックアップ用レコーダーに送りたい」といった時、3番・4番に入力を直接割り当てれば対応できます。手前にマトリックススイッチャーや分配器を足さなくていい、というのが現場目線でうれしいところです。
さらに3番・4番には出力用スケーラーも搭載。メインは4Kで出しつつ、サブのバックアップ収録だけHDにダウンコンバートして出す、といった運用ができます。
マルチビューが4分割→10分割に進化
動画では、初代V-1HDが「4分割マルチで入力しか見えなかった」のに対し、V-1-4Kは10分割マルチビューを搭載した点に触れています。プログラム・プレビュー・各入力が一画面に並ぶので、オペレーションがしやすくなっています。
メニュー画面も、V-160HDなど従来のローランド機を触ったことがある人なら「説明書なしでも開いていけば分かる」シンプルな構成だと説明されています。
この記事の機材が向いていそうな人・現場
- 4K機とHD機が混在していて、信号変換に毎回悩んでいる人
- 返し・バックアップ収録など、複数の出し分けが必要な現場
- 外付けのスケーラー/分配器/コンバーターを減らして機材をシンプルにしたい人
- すでにローランド機を使っていて、操作感を揃えたい人
「本当に変換なしで出るのか」はレンタルで試すのが早い
スケーラー内蔵やダウンコンバートは、文字で読むと簡単そうでも、自分の機材の組み合わせで本当に思った通りに出るかは別問題です。手持ちのカメラ・PC・収録機をつないで、混在信号がそのまま流れるか、出し分けが意図通りか——本番前に一度確かめておくと安心です。
パンダスタジオでの取扱
Roland V-1-4Kは、パンダスタジオレンタルでも取り扱います(2026年6月25日発売の新製品)。最新の空き状況は商品ページからご確認ください。
→ Roland スイッチャー・AVミキサーの他モデルを見る:
Roland 製品一覧(レンタル)
→ 新着機材一覧
体験会本編アーカイブ
本動画では、Rolandご担当者による製品解説を通して、V-1-4Kの基本仕様から、4Kカメラ1台の映像を複数ショットのように切り出せるROI機能、USB-Cによる配信出力、Web会議で重要になる音声ルーティング/マイナスワン運用まで、実機を交えながら紹介しています。
小規模セミナー、企業配信、ハイブリッドイベント、Web会議、ライブ配信、収録現場などで、コンパクトに4K映像と音声をまとめたい方におすすめの内容です。
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