中国レンズ工場訪問レポート(1) TT Artisan

2025.03.31
レンズ

TTArtisan(銘匠光学)は、2019年に深圳市に設立された中国のレンズメーカーです。カメラ好きの李社長自らレンズの開発や設計に携わっており、オリジナルの個性的なレンズを数多く生み出しています。今回は、本社オフィスにお伺いしてきました。

 

シンセン市の龍華区の新しい高層ビルの中に本社オフィスがある

洗練されたオフィス

製品の特徴

TT Artisanのレンズは、オールドレンズのようなレトロな雰囲気のある描写や、独特なボケ味を楽しめるレンズなど、個性的な製品を多数展開しています。最初はライカMマウントのレンズからスタートしましたが、今はソニーEマウント、ニコンZマウント、富士Xマウントなど様々なマウントに対応した幅広いラインナップを展開しています。

おススメのレンズ

TTArtisan 50mm f/2 – 約3.5cmという短い全長と約200gの軽量さが特徴の標準レンズ。金属製鏡筒とクリック付き絞りリングを備えている。オールドレンズのような柔らかな描写が特徴で、「マウントアダプターの要らないオールドレンズ」と評されています。

TTArtisan 50mm F2 Lマウントのレンタル
TTArtisan 50mm F2.0 Eマウントのレンタル

TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH – チャレンジングな大口径レンズながら、安価な価格設定。

TTArtisan 50mm f0.95C マイクロフォーサーズ マウント レンズのレンタル
TTArtisan 50mm f0.95C Lマウント レンズのレンタル

TTArtisan AF 56mm f/1.8 – SONY Eマウント用のAFレンズ。焦点工房が「かなり自信のあるレンズ」と太鼓判を押す高評価モデル。

TTArtisan AF 56mm F1.8 Eマウントのレンタル

設立から5年間で多様なレンズを開発しています。

TTArtisanのレンズは、価格の割に高い品質と性能が評価されています。TT Artisanに限らず、最近の中国メーカーのレンズは外観も高級感があるし、描写もとてもシャープですね。

本社はシンセン市の龍華地区にありますが、製造工場は内陸部にあります。シンセンは地代も人件費も高くついてしまうので、開発や設計のみシンセン本社で行い、多くの工員を必要とする製造は人件費の安い内陸で行うことでコストを抑えているそうです。

最後の出荷前検品作業は本社で。1本1本カメラで実際に撮影しながらかなり丁寧な検品を行っていました。

出荷前の商品がずらっと並んでいる倉庫

ライブコマースを開始

ちょうど1カ月ほど前にライブコマース用スタジオを作り、ライブコマース配信を始めたばかりとのこと。私たちが訪問したこの日もライブコマース配信を行っていました。毎日レンズの紹介を中心に配信を行っています。

まだ始めたばかりで手探りな部分もあり、今は商品を知ってもらうことを目的にしており、視聴者数や販売数にはあまりこだわっていません。

会議室をスタジオに 

         

カメラは一眼(SONY α7IIIを使用)

出演者用モニターには視聴者数、購入者数、商品説明カンペや質問などが表示されている。

実際の配信画面

今後の展開

TTArtisanは、マニュアルフォーカスレンズだけでなく、近年ではオートフォーカスレンズの開発も進めており、2024年にはAF 56mm f/1.8 EDなどの新製品も発表されています。2025年はティルトシフトレンズやオートフォーカスレンズ、シネマレンズの開発に力を入れています。

 

TT Artisanは個性的なレンズを製造しているメーカーです。購入前のお試しや、一日だけオールドレンズのようなエモい効果を試したい方など、ぜひ当社のレンタルをご活用ください。

TT Artisanのレンズをお試しできるイベントはこちら↓

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2000年兵庫県姫路市生まれ新潟育ち/ 2026年株式会社PANDASTUDIO.TV入社、Web製作チーム所属

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