東京23区の河川敷でアンドロメダ銀河が撮れた。前回の失敗は「暗い星を10分」だった——DWARF mini とスマホのAIに「天・地・人」を全部相談した夜

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

荒川の河川敷でも、DWARF mini を使うとアンドロメダ銀河が撮れました。

河川敷とはいえ東京23区。周りは明るいし、空もぼんやり明るい。肉眼で見える星は1つか2つで、「ここで天体を撮るのは厳しい」と誰でも思う場所です。前回・前々回は、浜町のビルの上でも、富山まで行っても、真っ黒な写真しか撮れませんでした。

何がいけなかったのか。今回はっきり分かったので、失敗の原因と、今回やったこと(=全部AIに聞いた)を書きます。


見どころは、スマホで撮った「周りはこんなに明るい」の河川敷の写真と、その場で DWARF mini が撮って「天文スタジオ」で補正したアンドロメダ銀河を並べるところ。あと、空の写真をAIに送ったら「そっちじゃない」と方角を直されるくだりは、動画の方が伝わります。

動画の DWARF mini は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。この記事の段取りは、機材が1台とスマホのAIがあればそのまま再現できます。

→ DWARF mini:

DWARF mini スマート望遠鏡


前回・前々回が真っ黒だった理由:天・地・人の「人」が間違っていた

天体撮影で大切なのは「天・地・人」だと思っています。

  • 天:月がない暗い夜で、狙う天体が空に出ていて、晴れていること。どん曇りならどうにもなりません。
  • 地:撮りたい星の方向が建物や木で塞がれていないこと。
  • 人:何を、どれくらいの時間、どう狙うかの判断。

DWARF mini のおかげで「天」と「地」はかなり楽になりました。多少曇っていても、周りが明るくても、荒川みたいな場所でも撮れる。問題は「人」でした。

前回、なぜあんな暗い天体を選んだのか。しかも暗い天体をたった10分の撮影時間で切り上げた。そりゃ真っ黒になります。ここの判断が間違っていました。

今回やったこと:天気も場所も方角も狙いも、全部AIに聞いた

そもそも今回また荒川に出かけたのは、先日の DaVinci Resolve ユーザーミーティングで、星空タイムラプスクリエイターの成沢さんに「どうやったらいいですか」と直接コツを聞けたからです。成沢さんの動画ももう一度見直しました。その上で、当日の判断は全部AIに任せることにしました。

俺よりAIの方が詳しい。ということで、今回はスマホに入っている Claude に全部相談しました。DWARF mini のアプリにもAIは入っていますが、あれは DWARF mini の設定をやってくれるものなので、「今夜どこで何を撮ればいい?」のような対話はスマホ側のAIの方が向いています(ChatGPT でも同じことができると思います)。

①「今日、星見える?」——天気と時間帯

10月1日、東京は久しぶりに晴れました。夕方にAIに「今日の天気を調べて、星は見えるか」と聞くと、答えは「晴れのち曇り、雨の心配なし。チャンスは今から21時まで」。朝は晴れていたのに夜は曇る予報だったので、聞かなかったら諦めていたかもしれません。

②「台東区あたりで撮れる場所ある?」——場所

台東区在住なので「この近くで撮れるスポットは?」と聞いたら、荒川河川敷の「虹の広場」、北千住駅から歩ける、と教えてくれました。じゃあ行くわ、と。

③「今こんな感じなんだけど」——方角(ここで1回間違えた)

現地に着いて、河川敷の左側(北西かな?)の空をスマホで撮ってAIに送りました。いろいろ書いてくれましたが、一言で言うと「そっちじゃない」。橋を抜けて反対側に移動して、もう一度写真を送ると「そう、こっち」。明るく光っているのはたぶん土星、左下に2つ並んでいるのがおひつじ座、左上がアンドロメダ、と教えてくれました。

④「この中からどれを選べばいい?」——狙う天体(前回の失敗ポイント)

DWARF mini を立ち上げてアプリと連携すると、ディープスカイモードで「今この方向だとこれだけの天体が撮れますよ」と候補が出ます。前回はここで適当に暗い天体を選んで失敗しました。

今回はこの画面をそのままAIに投げました。返ってきた答えは「どれでもない。全部違う。狙うべきは M31 アンドロメダ銀河。今日はM31一択。ディープスカイモードでM31を検索して指定しろ」。あぶねえ。

⑤「月が出るまで何分?」——撮影時間と切り上げの判断

「月が出るまでの30分間それを狙え。途中で触るな」といった注意事項も含めて教えてくれました。月が昇ると空が明るくなるので、月が出るまでが勝負。だんだん月が上がってきたところで「60枚を超えているなら止めて月に切り替えてもいい」とも。DWARF mini は月の方が得意なくらいなので、M31の撮影を止めて月を撮りました。

結果、M31アンドロメダ銀河と月の2枚。この環境でここまで撮れるのは、すごいですよ。

持ち帰り:AIへの質問テンプレ5つ(天・地・人)

天地人AIに聞くこと(そのまま使える言い方)今回の答え
天「今日の夜、○○(地名)で星は見える? 晴れている時間帯と月の出の時刻を教えて」21時まで晴れ。月が出るまでが勝負
地「○○区の近くで天体撮影できるスポットは? 駅から歩ける場所がいい」荒川河川敷「虹の広場」(北千住駅から徒歩)
地(現地の空の写真を送って)「今こう見えている。狙う天体はどっちの方角?」「そっちじゃない」→反対側へ移動
人(DWARF mini の候補画面を送って)「この中でどれを狙えばいい? 今日の条件で一番写るのは?」候補にない M31 を検索して指定
人「何分撮ればいい? 月が出たらどうする?」月の出まで30分。60枚超えたら月に切り替え可

→ この5つを聞きながら試すなら:

DWARF mini スマート望遠鏡

撮って終わりじゃない。撮れた写真をAIに見せると、天文の話まで始まる

ここからがAIのさらに面白いところです。撮れたアンドロメダ銀河の写真を見せて「これについて教えて」と言うと、距離250万光年とか、写真に何が写っているかとか、いろいろ教えてくれます。

昔の学説だと我々のいる天の川銀河とアンドロメダ銀河は40〜50億年くらいで衝突すると言われていたけれど、最近の研究だと100億年経っても衝突しないかもしれない、と言われ出している——そんな天文豆知識まで(AIの回答として聞いた話なので、気になる方は調べてみてください)。

ちなみに、僕が小さい頃は「アンドロメダ星雲」と呼んでいた気がします。今は「アンドロメダ銀河」。こういう呼び方の移り変わりも聞けば答えてくれます。撮って「はい、できました」で終わりではなく、興味が湧いたことをその場でどんどん聞いていける。これはいいです。

この機材が向いていそうな人・現場

  • DWARF mini を一度借りたけれど、暗い天体を選んで真っ黒な写真しか撮れず「自分には無理だ」と思っている人。原因はたぶん機材ではなく「人」の判断で、それはAIに代わってもらえます。
  • 星に興味はあるが、望遠鏡の水平出しや赤道儀の極軸合わせと聞いた時点で諦めていた人。DWARF mini は砂の上に箱を置いて乗せただけでも撮れました。
  • お子さんと一緒に「今夜はこれを撮ろう」から「あの銀河って何?」まで一晩で体験したい人。撮影の段取りも、撮れたあとの質問も、スマホのAI1つで回ります。

星の撮影は「1週間押さえて、晴れた夜を待つ」借り方が合う

ここで言っちゃっていいのかな、という話をします。星の撮影は「何月何日に行って撮る」と決め打ちすると、その日が曇るかもしれない、雨かもしれない。1日だけ借りて外れると悔しいです。

一方で、月齢は先まで決まっています。天候は読めなくても、月の出ていない週は分かる。だから、月齢の良い週をまとめて1週間ほど借りておいて、その中で晴れた夜を狙う。パンダスタジオレンタルは長期で借りるほど1日あたりが安くなるので、この借り方と相性がいいです。

そして、配送のレンタルは機材が出荷される前であればキャンセルができます(当日キャンセルは不可。日数などの詳細は利用規約を見てください)。「この週、台風が来そうだ」と2〜3日前に分かったら出荷前にキャンセルする。逆に台風が過ぎた直後は今回みたいに狙い目だったりするので、保持するか手放すかは最後は賭けです。それでも「決め打ちの1日」よりは、はるかに当たります。

試して「これいいな」となったら、買っていただければいい。まずは興味がある方は、レンタルで一度やってみてください。


レンタルで試す価値があるところ

僕は天体撮影をこれでしかやったことがないので、他の方法と比べてどれだけ手軽かは正直よく分かりません。ただ、望遠鏡やカメラで撮る場合は何十枚もスタックして画像合成する作業が要るのに対して、DWARF mini はそれを自動でやってくれて、クラウドに送って補正までして、30分後には画像が見られる。天体撮影の経験がある方ほど「こんなに手軽になったのか」と驚くそうです。

スペック表で分かるのは口径と画素数くらいで、「自分の家の近くの空で何が写るか」は借りて向けてみるまで分かりません。1週間借りて、晴れた夜にAIと相談しながら1枚撮ってみてください。


DWARF mini のレンタルはこちら

→ DWARF mini:

DWARF mini スマート望遠鏡

→ もう少し大きく、より暗い天体まで狙いたい人は上位機種:

DWARF 3 コンパクトなスマート望遠鏡


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📦 月齢の良い週を押さえて、晴れた夜にAIと相談しながら1枚。
機材はレンタルで、判断はAIに。それで東京の河川敷からアンドロメダ銀河が撮れました。

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