160MBのCFを買いに、飛行機でアメリカへ。写真家・森脇先生のメモリーカード黎明期|DRUMダイジェスト〈S1〉

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この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

160MBのCFを買いに、飛行機でアメリカへ。写真家・森脇先生のメモリーカード黎明期|DRUMダイジェスト〈S1〉

DRUM(DaVinci Resolve User Meeting)のDaVinci検証回に登場した、広告写真を撮ってきた写真家・森脇先生。その自己紹介パートが、思いがけずデジタルカメラ史の生き証人の話になっていました。コンパクトフラッシュ160MBが1枚27万円だった時代の話です。

マイクロドライブと、27万円のコンパクトフラッシュ

森脇先生は写真雑誌『CAPA』でメモリーカードやモバイルバッテリー関連の記事を数多く執筆してきた方。その原点が、ニコンD1を手に入れた1999〜2000年ごろに遡ります。

当時の記録メディアはマイクロドライブ。コンパクトフラッシュと同じ形の中に小さなハードディスクが入っているもので、衝撃には弱いけれど、大容量が安く手に入るという製品でした。

そこへ、Lexarがコンパクトフラッシュの160メガバイトをアメリカで発表したという情報が入ります。ギガではなく、メガです。

「飛行機に乗って買いに行ったんですよ」
「なんと1枚が27万円だったという。で、2枚買ったんで48万円で」

往復の飛行機代を足したら「なんじゃこれや」——それでも「むちゃくちゃ速かった」と振り返っています。速度のために海を渡る、というのが当時の写真家の熱量でした。

マイクロドライブを知らない人向けの補足も入っています。いまのCFexpress Type Bより少し大きいくらいの四角いカードで、その中身がハードディスクだったもの。だから衝撃に弱かった、という説明でした。

ニコン・キヤノン → オリンパス → LUMIXへ

森脇先生といえばLUMIXのイメージが強い方ですが、そこに至る経緯も語られていました。若い頃からニコン・キヤノンを使ってきて、年齢を重ねるにつれてとにかく軽いほうがいいと考えるようになったこと。そして「高齢化社会に向けてカメラを作りたい」という理念に賛同したこと。

「じゃあ僕もルミックス応援してあげるよ、なんかやりましょうっていうような感じですね」

レンズ交換のできないタイプではオリンパスを長く使っていた時代もあり、当時は「あれはおもちゃですからね」と言われることもあったとか。それが今では、ペンタックスを除いてほぼ全社がミラーレスになった。振り返ると、そういう時代だったという話です。

なぜ写真家がDaVinciに?

そもそも森脇先生がDaVinci Resolveに興味を持った理由も明かされます。周囲から「DaVinciのトレーナーになりませんか」と言われたから。

カメラマンとして動画も静止画も長く撮ってきた——テレビコマーシャルの世界で、35mmフィルム相当の解像度を持つ池上のカメラを回していた時代もある——けれど、編集は別の人がやる仕事だった。だから編集は苦手だと言います。

「今回はもう、1日1時間ぐらいしか寝ずに、4日間ぐらい勉強しました」

この一言があるからこそ、本編〈D1〉〜〈D8〉での「ここが気に入らない」「ここは良い」という指摘に重みが出ます。ちゃんと使い込んだ人の言葉なんですね。

いまのメディアとカメラを試す

27万円だった160MBが、いまでは考えられない容量と速度になっています。せっかくなので、現代の機材で。

→ 軽さで選ぶLUMIXのフルサイズミラーレス:

Panasonic LUMIX S5 ミラーレス一眼カメラ ルミックス DC-S5-K (ボディーのみ) (ブラック)

→ 撮ったデータを持ち歩くポータブルSSD:

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Panasonic(パナソニック) 製品一覧

なぜ「借りて試す」のが向いているか

森脇先生がLUMIXにたどり着いた理由は「軽いから」でした。これは、スペック表の重量欄を見るだけでは決まりません。実際に一日持って歩いて、自分の体がどう感じるかです。

  • フルサイズを一日持ち歩いて、自分の首と肩が耐えられるか
  • レンズを付けたときの前後バランスが、自分の撮り方に合うか
  • そのカメラのRAWが、使いたい現像ソフトで開けるか(〈D1〉参照)

マウントを移行するかどうかは大きな決断です。1台数日借りて、いつものロケに連れて行ってみる。それが結局いちばん確実な確かめ方だと思います。

この記事が向いている人

  • デジタルカメラ黎明期のエピソードが好きな人
  • 機材を軽くしたくて、マウント移行を検討している人
  • 写真から動画・編集へ踏み出そうとしている写真家
  • DRUM本編〈D1〉〜〈D8〉を見る前に、話し手の背景を知っておきたい人

まとめ

160MBに27万円を払い、それを買うために飛行機に乗った。その人が、いまDaVinci Resolveのフォトページを4日間寝ずに触っている。この番外編を先に見ておくと、本編での率直なコメントの背景がよく分かります。

本編は〈D1 写真家の第一印象と基本操作〉から。フォトページを写真の現場目線でどこまで使えるか、順に検証しています。

📦 関連するレンタル機材

→ 軽いフルサイズで撮る:

Panasonic LUMIX S5 ミラーレス一眼カメラ ルミックス DC-S5-K (ボディーのみ) (ブラック)

→ 撮ったRAWを現像するDaVinci Resolve Studio:

Blackmagic Design DaVinci Resolve Studio (USBドングル版)

Panasonic 製品一覧 / 新着機材一覧

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出典:DRUM(DaVinci Resolve User Meeting)ダイジェスト「S1 番外編ショート メモリーカード黎明期」
動画:https://www.youtube.com/watch?v=2KtTm30XKsc
※本記事は動画内容を当社スタッフがまとめたものです。年代・価格・機種名はご本人の記憶と音声からの聞き取りに基づくため、公開前に最終確認してください。掲載のレンタル商品は商品一覧(2026-07-02版)でIDの実在を確認済みです。

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