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IVC 2020 秋 オフライン大会に見る eスポーツ大会の裏側 #7

オフライン系 -1-

システム図-オフライン系 クリックで拡大

次に、オフライン系について紹介したい。
ここでいうオフライン系は、予選・ベスト8まで使用したオンライン系に、準決勝・決勝会場にて付加した部分を中心に紹介する。
ただし、実況解説席とよつ塾については便宜上こちらに含めた。

フロアカメラ、クレーンカメラ Blackmagic URSA Broadcast


実際に選手達が集う事になるオフライン会場で醍醐味は何か。その一つはゲームプレイ中、そしてゲームの勝敗が決した瞬間の表情、仕草にある。
歓喜を爆発させ思わず立ち上がってチームメイトと抱き合う、あるいは、沈痛な面持ちで顔を覆う、天を仰ぐ。
その瞬間を画面の先、オンラインの先にいる視聴者に伝えるために、高品質な放送用カメラである、Blackmagic URSA Broadcast を選択した。

As戦隊

LN戦隊

LN戦隊

Blackmagic社の製品は、圧倒的なコスト競争力で知られており、単発のイベントで使用されるような用途であっても、投資を抑えながらも放送用に匹敵する品質を担保可能だ。
(放送局では長期間の利用があるため、放送機材に巨額の投資も可能だが単発イベントではそうはいかない)

ATEM Camera Control Panel

また、URSA Broadcastは、Blackmagic社のスイッチャー製品と連携させる事で、ATEM Camera Control Panel を使用して手軽にカメラのコントロールが出来る点も有難かった。

クレーンに搭載したURSA Broadcast

中型サーボクレーン TK-53L に搭載

URSA Broadcastカメラには、クレーンにも載ってもらった。
オフライン会場にはゲームの世界観を模したセットが建築されるため、クレーンを使用したダイナミックなカメラワークが可能だ。今回は、中型サーボクレーン TK-53Lに活躍してもらった。会場フロアから実解席への切替、オープニングイベント、トロフィー演出、などにダイナミックなカメラワークを活用できた。


OPのダンスシーン、クレーンによるダイナミックなカメラワークが光った場面と思う。

余談だが、オンラインゲーム大会では、(余りあって欲しくないことだが)ゲーム本体サーバーのトラブルなどで進行が中断してしまう事がある。音響的には実況解説の方々に繋ぎトークをしていただく事になるが、実況解説席の絵だけでは映像が単調になってします。
そんな時に、クレーンワークと使った遊び映像で絵的な間を持たせられるのは有難かった。


ゲームサーバーの不具合により、場繋ぎしている場面。実況解説陣によるトークに支えられつつ、絵的にはクレーンやフロアカメラの映像も使って繋いでいる。


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