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SRTのCallerとListenerを活かしてFW超えのテスト

今日は、SRTを利用したファイアウォール超えについてやっていきたいと思います。

前回、SRTの特徴として、ファイアウォールを超えられるという点を紹介しました。

ファイアウォールを超える

今回もこの2つのエンコーダー、デコーダーを利用して、実験を行ってみたいと思います。

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今回のネットワーク図はこんな感じです。

ネットワークイメージ

エンコーダーへの入力、デコーダーからの出力は前回と同様です。特に変わったことはしていません。
エンコーダー、デコーダーの間のネットワークは、LANではなくインターネット経由になっています。

インターネットへの接続部分にはファイアウォールがあります。

まずは、デコーダー側がコーラー、エンコーダー側がリスナーの設定でやってみましょう。
コーラーからの呼びかけに、リスナーであるエンコーダー側が応答します。このやりとりには、1025番ポートを使用するため、リスナー側の1025番ポートは開けています。

でやってみたところ、無事に通信できました。(動画参照)

通信結果

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4 COMMENTS

2nicky9

初歩的な質問で申し訳ありません。
やはり双方に固定IPがあるのが望ましいのでしょうか?
パンダスタジオ様のクラウドsimなどでも実現可能でしょうか?

固定IPのsimかつ大容量といったサービスがなく検討中です。
地上放送用途を検討しております。

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中村 央理雄

固定IPが必要なのは、リスナーだけなので、コーラー側は固定IPでなくとも大丈夫です。ただ、回線断や機器の再起動などで頻繁にIPが変わってしまうような環境だと再接続等で運用が面倒かもしれません。

返信する
9nobel

本記事のような、ローカルネットワークではなくインターネットを介す場合はグローバルIPが必要かと思われますがいかがでしょうか?
また、ローカルネットワークでの運用時と設定の違いはどのあたりでしょう?

返信する
中村 央理雄

グローバルIPが必要になります。
なお、モノはすぐ近くに置いてありますが、モバイルルーターから、インターネットを経由して、パンダスタジオ木場に接続しておりますので、本記事でもインターネット経由の通信となります。

返信する

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