映像作家・鈴木佑介氏が徹底解説!NANLITEで学ぶLEDライティング基礎講座【実践レポート】

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LEDライティング基礎講座の紹介画像。講師鈴木雄介


映像は光で決まる!NANLITE実演で学ぶライティング基礎レポート

今回の「映像のための照明入門 LEDライティング基礎講座」は単なる“機材の使い方講座”ではなく、
映像表現そのものの考え方を学ぶ時間でした。

イベント概要

本講座は、NANLITEの映像作家の鈴木佑介先生をお招きして、LED照明の基礎から実践までを体系的に学べるワークショップでした。

前半の座学(約40分)ではただの基礎説明ではなく、かなり本質的な話が続きます。

特に印象的だったのがこの考え方

ライティングとは「影をどう作るか」
• 明るさではなく“明暗差”が重要
• 影が立体感と魅力を生む
• ISOを上げても立体感は変わらない

「なるほど…確かに…」と、参加者全員が静かに頷いていたのが印象的でした。

NANLITEの機材と照明ライティングについて学ぶ人たち。
最初は座学でライティングを学びました。

ライティングの設計思想

鈴木先生が繰り返し強調していたのは、“太陽は一つ”という原則

つまり、
• メインの光源を明確にする
• 半逆光で輪郭を出す
• 足りない部分をレフで起こす

という自然光ベースの考え方。

さらに、「朝や夕方の光を観察して、それを再現する」という話もとても印象的でした。

ライティングは“機材”ではなく観察力と再現力なんだと実感しました。

3点照明+αのリアル構築

定番の3点照明も、かなり実践的に解説。
• キーライト(主役)
• フィルライト(影の調整)
• リムライト(背景からの分離)

ここにさらに、
• トップライト
• 背景ライト(ホリゾント)
• フロアライト
• 黒フラッグ(光を“引く”)などを加えていきます。

特に面白かったのは、「まず1灯から作る」

いきなり完成形ではなく、1灯 → 影を確認 → フィル追加 → リム追加という順番で組み立てていくプロセス。

これはすぐ現場で使えそうです。

光の“質”で印象が変わる

同じ位置でも、光の種類で印象は激変します。
• ソフトライト → 柔らかく自然
• ハードライト → コントラスト強くドラマチック

さらに、
• 正面光 → のっぺり
• 下から → 不自然(ホラー感)
• 斜め45度 → 最も自然

など、かなり具体的。

「なんとなくやっていたこと」が全部言語化されていく感覚でした。

現場で効く“リアルな技術”を実践

照明を天井に当てる映像作家
。モデル撮影の照明ライティング中。
後半は実際に機材を使ってライティングを組んでいきます。

後半は実際にNANLITEの製品を使って撮影実践をしていきました。
鈴木先生が実際に現場を想定しながら、その場でライティングを組み立てていきます。

印象的だったのは、「最初から正解を作らない」ではなく、「状況を見て、その場で最適解を作る」という考え方。

例えば、
• 会議室という限られた空間
• 窓の位置や天井の高さ
• 壁の色や反射
• カメラの位置

こういった条件を一つひとつ確認しながら、

「この場合はこうした方が自然ですね」
「ここは逆に光を足さない方がいい」と、その場で判断してライティングを構築していきます。

“設計”ではなく“判断”が求められるライティング

座学では「理論」を学びましたが、
実践で感じたのはそれだけでは足りないということ。

“要望”を“光”に変換する力

例えば、
• 「明るくしたい」→単に光量を上げるのではなく影を調整
• 「かっこよく」→コントラストを強める
• 「優しく」→ソフトライト+影を浅く

というように、 言葉を“光の設計”に変換する力。これがとても印象的でした。

このプロセスをリアルに見られたのは、かなり貴重でした。

映像作家鈴木佑介が照明機材を使っている。その姿を写真に撮る女性。
鈴木佑介先生がさまざまなパターンを想定してレクチャーしていただきました。

まとめ

今回の実践で得られた大きな気づきは、

“うまい映像”ではなく“求められる映像”を作ること

そのためには、
• 技術(ライティング)
• 判断力(現場対応)
• コミュニケーション

この3つが揃って初めて成立することを学びました。
終始、鈴木先生が冗談を交えながら会場の空気や雰囲気を感じながらも温かくしていくコミュニケーションの仕方も勉強になりました。

この講座は、単なる照明講座を超えて、
“プロの仕事の考え方”まで学べる内容でした。

次回開催もお楽しみに。
ご参加いただいた皆様、鈴木佑介先生、NANLITEの皆様、ありがとうございました。

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